健康・美容食品「クルミ」の栄養価が凄い!

クルミの凄さは豊富な「オメガ3脂肪酸」

《オメガ3脂肪酸とは》
スーパーフードの一つとして人の身体に大きな効果や効能があるクルミですが、
他のナッツ類にくらべ含有量が大きく上回っている栄養素が「オメガ3脂肪酸」です。
クルミの7割を占めるとされる主成分は脂肪ですが、オメガ3脂肪酸は
クルミの脂肪に含まれる”多価不飽和脂肪酸”の一つです。
”α-リノレン酸”、”EPA(エイコサペンタエン酸)”、”DHA(ドコサヘキサエン酸)”という脂肪酸を、
オメガ3脂肪酸と総称しています。
オメガ3脂肪酸は体内で生成されない必須脂肪酸であるため、
クルミをはじめとした食材から補う必要があります

クルミは他のナッツにくらべオメガ3脂肪酸が豊富に含まれていることから、最高のナッツと呼ばれています。
オメガ3脂肪酸は摂取しにくい成分であるため、クルミのほか、青魚や大豆、
しそ油、アマニ油、えごま油などの食材から積極的に摂取するのが理想です。
 
オメガ3脂肪酸は、体内に溜まった悪玉コレステロールを減少させ、
善玉コレステロールはそのまま維持させる働きがあります。
悪いものは少なくなり、良いものは残すというプラス要素ばかりの最強成分で、
悪い影響を被る可能性が少ないことから、積極的に摂ることが薦められるのはこのためです。
オメガ3脂肪酸は他にも目、脳、肌などに必要な成分としても知られています。
α-リノレン酸やEPA、DHAといった種類があるオメガ3脂肪酸ですが、
クルミにはこの中の「α-リノレン酸」が豊富に含まれています。
 
《α-リノレン酸の特徴や効果》
α-リノレン酸はオメガ3脂肪酸の一つであり、食材から摂取する必要がある必須脂肪酸です。
α-リノレン酸の大きな特徴は、体内に吸収されることで他のオメガ3脂肪酸のEPAやDHAに
変換されるという性質があることです。
α-リノレン酸は血液をサラサラにする働きを持つ、EPA とDHAを生み出す原料としての役割を持っています。
α-リノレン酸はEPAやDHAに変換されることで効果を発揮し、血流の流れを良くしたり、
悪玉コレステロールや中性脂肪を下げたり、生活習慣病や認知症などを予防・改善するなどの働きがあります。
 
《オメガ3脂肪酸の1日の摂取量目安》
1オンス(28g)あたりのクルミに含まれるオメガ3脂肪酸は2.5gであり、
他のナッツ類に比べ倍以上の含有量を誇っています。
私たち日本人が1日に必要とするオメガ3脂肪酸の摂取量は約2gです。
1日25gのクルミを摂取することで、十分なオメガ3脂肪酸を一度に摂取することができるのです。
 
《オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸》
オメガ3脂肪酸と深い関連性があり、よく比べられる脂肪酸が「オメガ6脂肪酸」です。
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の共通点は、多価不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)であることで、
どちらも食品から摂取して必要量を補う必要があります。
反対に、異なる点は善玉コレステロールを維持し、悪玉コレステロールだけを減少させるオメガ3脂肪酸に対し、
悪玉コレステロールだけでなく、善玉コレステロールも減少させてしまうのがオメガ6脂肪酸です。
善玉コレステロールを減少させてしまうオメガ6脂肪酸ですが、必須脂肪酸といわれるだけあり、
不足してしまうと成長が遅れたり、感染症に感染しやすくなったりとトラブルが起きる場合があります。
 
《オメガ3&オメガ6のバランスが良いクルミ》
”オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸”はどちらも必須脂肪酸であり、食品から摂取して補う必要があります。
しかし、現代人の食生活ではオメガ6脂肪酸を多く含む、紅花油やひまわり油などを使用した
加工食品が多いことから、必要以上に摂取していることが問題になっています。
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は、1:4のバランスで摂取することが理想とされていますが、
現在は1:25や1:30と明らかにバランスが崩れてしまっています。
そのため、オメガ6脂肪酸が過剰摂取になっている人は摂取量を抑えることや、
オメガ3脂肪酸を積極的に摂取することが望ましい
でしょう。
クルミはオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスがほぼ理想の比率に近いことから、
健康づくりや美容ケアの効果を上げるために効率がいい食材といえるのです。